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在宅

自立支援という名の…

おはようございます。

今日もお天気の北九州市。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今日のテーマは『自立支援という名の…』です。

ケアマネとして、たまにあるのがご夫婦の支援。

どちらかが『要介護』認定。

どちらかが『要支援』認定。

こういうパターンはよくあるんですが…。

たまに、どちらも『要介護』認定を受けている方がいらっしゃいます。

今回の事例は、夫が『要介護5』で妻が『要介護2』のご夫婦です。

バツイチ同士で一緒になったご夫婦で、2人の間には子どもはいませんが、別れた相手との間には、お互いに子どもがいます。

そういったこともあり、なかなか子どもたちからの支援は望みにくい関係です。

夫には毎日朝と夕方、ヘルパーさんが入っていて、週に4回デイサービスにも行ってます。

妻も週に2回、ヘルパーさんが入っていて、週に2回、デイサービスにも行ってます。

ただ、人手不足の影響もあって、夫婦で合わせて5社のヘルパー事業所が入っていて…。

夫婦にとっては、どちらの活動で入ってるかわからなくなってしまっています。

介護保険制度を杓子定規に言えば『自立支援』なので夫のサービスで入ってる時は夫の支援。

妻のサービスに入ってる時は妻の支援です。

今回の事例では、妻には『調理支援』も入っているため、調理をするにしても『妻の分』のみしか作りません。

だけど、利用者さんからしたら、介護保険制度は自立支援ってことを説明しても、なかなか理解がいかない部分が多々あります。

これが利用者さんからしたら『自立支援という名の壁』になるんです。

これを調整するのが、ケアマネさんからするとなかなか難しくて…。

杓子定規に支援するのが正解ではあるんですが…。

相手は高齢の利用者さん…。

いくら『残存機能を生かす』とはいっても、体調の波とか…。

難しい部分も多々あります。

そして、どちらかが入院してしまえば、入院中は支援がなくなるので…。

一緒に生活してる場合は、結果的には活動に入ってる時は、どちらもの支援になってしまいます。

おまけに、こんなことを言ったらマズいですが…。

ヘルパー事業所でも、杓子定規に支援するところ。

融通を利かせてくれる事業所。

さまざまあります。

だから、一緒に生活してる場合は、ヘルパー事業所の役割分担を明確にしておく必要があります。

こういった『自立支援という名の壁』をうまく調整したりするのもケアマネさんの仕事です。

利用者さんがどこまでできて、どこからが支援が必要なのか?

そこをしっかり把握しとくのが重要になります。

ですので、利用者さんからしたらきついかもしれませんが…。

自分でできる部分は、できる限り自分で行ってもらうように…。

そして、もしご家族が支援できるのなら…。

できれば支援して頂ければと思います。

何かお困りごとがありましたら…。

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  • この記事を書いた人
大内田省治

代表:大内田省治

ホームヘルパー2級、介護福祉士、介護支援専門員、主任介護支援専門員取得。平成26年11月1日にケアプランセンターはぴるすを創業し、「高齢者の在宅生活におけるよろず相談窓口」として、利用者さまやご家族さまに喜んで頂きたいという思いで運営してます。

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