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介護保険制度

通所系サービスの料金値上げ

おはようございます。

今日は朝から雨模様の北九州市。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今日のテーマは『通所系サービスの料金値上げ』です。

どういうことかと言うと…。

例えば『要介護1』の方が、週に3回デイサービスを利用しているとします。

時間は10:30~15:30(4時間以上5時間未満)で利用しています。

この方の場合、週に3回利用しているわけですから、月に12回利用していることになります。

12回利用している中の4回に関しては、同じ利用時間でも、2時間分多く請求してもいいですよっていうことが、厚生労働省からの通達でありました。

前述の場合でいうと…。

通常の利用時間が「4時間以上5時間未満」なのが、月に4回分は『6時間以上7時間未満』の料金で請求していいですよってことなんです。

1回の差額が約200円なので…。

4回分で約800円の値上げになります。※負担割合が1割の方の場合

2時間分は全く利用してないのにですよ。

厚生労働省の通達によると、値上げする場合は利用者さんの同意を得てくださいってことにはなってますが…。

利用者さんからしたら、納得がいかないですよね?

利用もしていない2時間分を、なんで請求されないといけないの?

現状、利用者さんやご家族に説明すると、こういった声が続出しています。

元々の経緯は『新型コロナウイルスの影響』なんですよ。

感染拡大防止の観点から、デイサービスやデイケアなどの通所系サービスの利用を控える利用者さんが続出したことなんです。

それにより、通所系サービスの売上ががた落ちして、経営を逼迫するようになったんです。

たぶん、事業所の経営者は『持続化給付金』とか申請してるとは思いますが…。

でも、事業の継続ってことを考えたら…っていうことで、今回、急遽通達を出したっていうのが話の流れなんです。

当然『同意しません』っておっしゃる方も出てくると思います。

ただ事業所としては、◯◯さんは同意してくれたけど、✕✕さんは同意してくれなかったとかになると…。

利用者さん同士の不公平感につながるってことで、足並みを揃えさせてほしいってところなんです。

ここからは個人的な所感ですが…。

こういったことを利用者さんに強いるの?

その一言に尽きます。

せっかく一世帯あたり10万円の給付金を配ってる最中なのに…。

介護保険は『公的保険』ですからね…。

利用者さんに負担を強いるのではなく、国が救済するんじゃないの?

そう思ってます。

ちなみに…。

6月1日利用分から請求可能になってます。

7月からは『ショートステイ』も同じような感じで値上げというか…。

負担を強いる形になります。

『当面の間』としか言えないですが…。

皆さまにはご負担を強いる形にはなりますが…。

今、利用されているデイサービスやデイケアなどの事業所存続のため…。

ご理解とご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。

ちなみに…。

値上げされるのは『要介護』の認定を受けている方だけです。

『要支援』の認定の方は対象外です。

何かお困りごとがありましたら…。

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  • この記事を書いた人
大内田省治

代表:大内田省治

ホームヘルパー2級、介護福祉士、介護支援専門員、主任介護支援専門員取得。平成26年11月1日にケアプランセンターはぴるすを創業し、「高齢者の在宅生活におけるよろず相談窓口」として、利用者さまやご家族さまに喜んで頂きたいという思いで運営してます。

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