おはようございます。
今日は『立春』ですね。
暦の上では、今日から『春』。
とはいえまだまだ寒いですね…。
お風邪など引かれぬよう、お身体にはご自愛くださいませ。
今日のテーマは『とはいえできない!?ケアの線引き』です。
昨日は『ケアの線引きはどこ?』ってテーマでブログを書きました。
ただね、とはいえできない部分…っていうのが実際のケースではよくあります。
よくあるのが『受診同行』です。
介護保険では、受診同行っていうのは原則認められてないんです。
ただし認知症がひどくて、病院内を徘徊してまわるとか、車いすの方でトイレの時などに介助がいるって場合は、役所にその旨の申請をすれば認めてもらえます。
ただ、ご家族がお仕事の都合で同行できないってことがよくあります。
この場合は、ヘルパーさんに自費でお願いすることもありますが、病状の把握などの意味合いもあって、ケアマネさんが同行したりします。
こういうのは、ケアプランに位置づけたりするので、線引きできないってほどのことはありません。
ただね、特に独居で身寄りのない方とかご家族が遠方にいらっしゃる方の場合が1番大変なんですよ。
例えばこんなケースがありました。
つい2ヶ月くらい前にお亡くなりになった利用者さんのお話です。
その方は独居で、お兄さんが遠方にいらっしゃって疎遠だったため、何かあれば友人の方にお願いしてました。
ある日、手術を受けることが決まり、手術の同意書の署名と、手術の立ち会いをお願いされました。
手術日当日に、友人の方がお仕事の都合で立ち会いができないって理由で…。
事前に『成年後見制度』の利用を…って説明してたんですが、結局本人に拒否されたため、手術の立ち会いなしで行われました。
ほんとはね、病院側としても立ち会ってほしかったと思うし、何より本人が不安だったと思うんですよね…。
こういう気持ちの面での割りきりが難しかったりします。
こんな事例もあります。
その方はかなりワガママな利用者さん。
遠方にいるおばさんに会いたいから連れていってくれって頼まれました。
言い出したらほんとに聞く耳を持って頂けない方で、ご家族も手を焼いてるんですよ。
しかたなく、何度か代表の車に乗せて連れていったこともあります。
片道約170kmの道のりを…。
まだまだいろんなケースはありますが…。
なかなかケアの線引きが難しいケースがあったりします。
弊社は、できるだけ利用者さんの希望を叶えてさしあげたいので、ケースバイケースですが対応したりすることもあります。
ただ基本的には、昨日のブログにも書いたように、担当者会議の中で決めたことにそってケアを行わないといけないんですけどね…。
ほんと、ケアの線引きは難しいです。
何かお困りごとがありましたら…。
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とはいえできない!?ケアの線引き