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ケアマネジャー

本来の相談業務がしたい

おはようございます。

今日もお天気の北九州市。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今日のテーマは『本来の相談業務がしたい』です。

昨日の夕方のニュースで『練馬区(東京都)』のマンモス団地に住む方々のボランティアの会の取り組みがあってました。

会長さんは78歳。

高齢者ですよね…。

そういった元気な高齢者がボランティアグループを作って、介護保険サービスを受けているような高齢者に対しての見守り活動や相談受付をやってるってものでした。

観てて『素晴らしい取り組みや』って思った反面…。

『本来は自分たち介護福祉に関わる職種がやらないといけないのに…』って…。

心が痛くなりました。

例えば4日以上発熱が続いた高齢者がいて、その方のために保健所や区役所にボランティアの方がかけあってくれて…。

2週間後にPCR検査が受けられるようになったとか…。

ちなみに『陰性』だったそうですが…。

実際に発熱した方は、ご近所に迷惑をかけちゃいけないからって理由で『自殺』を考えたそうなんです。

わざわざボランティアの方が保健所とかにかけあってくれてなんて…。

それとか、地域の病院が新型コロナウイルスの院内感染で外来受付が禁止になってしまい『薬がなくなった…』って相談にもボランティアの方が相談窓口として対応してくれてて…。

『医療連携室に電話したらいいよ』ってアドバイスしてたんです。

そもそもこういったことは、自分たちケアマネなど『相談援助のプロ』が対応しないといけないと思うんですよ…。

それを高齢のボランティアの方が対応してくれてて…。

もうねぇ…。

心が痛みましたね…。

核家族化や少子高齢化が進むなかで、家庭でも地域でも『老老介護』だったり『認認介護』だったりがほんとに増えている現状のなかで…。

自分たち介護業界の従事者が、もっと前述のようなことに関わられるようにしたいと思うんです。

高齢のボランティアの口から『医療連携室』って言葉が出てくること自体にびっくりですよ。

たしかに『地域の力』は大切です。

ですけど、そればかりに頼るのもどうかと思うんです。

自分たちケアマネの業務は、ペーパーレスが進むなかで、未だに紙媒体。

しかも業務は煩雑で、前述のような本来あるべき相談業務ってあまりできていないような気がします。

そもそもケアマネさんの主な業務は、高齢者のご相談を受けること。

すなわち『相談業務』です。

『ケアプランの作成』や『要介護・要支援認定申請』などは、その次に出てくる業務なんです。

ニュースのなかで、コロナの影響でデイサービスをお休みして、ヘルパーさんに振り替えてサービスを受けている事例もあってましたが…。

ヘルパーさんも感染予防のために、本来のサービス時間を短くして対応していたり…。

利用者さんもそれを理解していて、ヘルパーさんに遠慮して、無理して自分でできることをしようとなさったり…。

まぁ、介護保険は『自立支援』なので…。

本来は自分でできることはしていただくのが前提ではあるんですが…。

自分たち介護職に利用者さんが気を遣ってるって…。

心がほんとに痛みます。

こういった現状って、全国どこもあるんじゃないかと思うんです。

介護職に『危険手当』を支給しますって、厚労省が発表したみたいです。

それは集団感染した施設だけらしいですが…。

そういった緊急的な手当などのお金も必要ではありますが…。

こういった現状を踏まえて、もっと業務の効率化を図っていただきたい。

今のケアマネさんたちは、担当させて頂いてる利用者さんの対応だけで手一杯なんです。

たしかに記録に書類は大切ですが…。

『ケアプランはAIに作らせる!?』とか…。

『ケアマネ不要論!?』とかいうのなら…。

例えば見守りカメラと連動して、自動的に記録してくれるとか…。

担当者会議とか伝達会議は『zoom』とかでもOKとか…。

そういった業務改善を図れるように議論してほしい。

そして、今回観たニュースのようなことを自分たちプロの相談援助者が行えるようにしてほしい。

そう願うばかりです。

最後に…。

地域のボランティアの皆さま。

介護保険サービスではカバーしきれない部分を担って下さってる異業種の方々。

心より感謝申し上げます。

何かお困りごとがありましたら…。

高齢者の在宅生活のよろず相談窓口。

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  • この記事を書いた人
大内田省治

代表:大内田省治

ホームヘルパー2級、介護福祉士、介護支援専門員、主任介護支援専門員取得。平成26年11月1日にケアプランセンターはぴるすを創業し、「高齢者の在宅生活におけるよろず相談窓口」として、利用者さまやご家族さまに喜んで頂きたいという思いで運営してます。

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